- とにかく携帯電話代を安くしたいそこそこ快適に通信したい
- 結論 povo+IIJmioの組み合わせで月額440円
結論 povo+IIJmioで月額440円
結論としては、povo+IIJmioのデュアルSIMで月額440円で使用しています。
povoは基本料0円+IIJmioはeSIM2GB契約440円の合計440円です。
契約する際は、忘れずにエントリーパッケージを購入して初期費用を安くしましょう。
IIJmioでエントリーパッケージを使用すると事務手数料がかかりません。
ただし、端末割引キャンペーンが適用されないことがあります。
機種をIIJmioで購入することを考えている方はよく確認を!
携帯電話に望むこと
携帯電話の使い方は人それぞれです。
「たまに通話とLINEしかしない」というライトな方もいれば「ゲームをほぼ1日やってます」というヘビーな方までおられます。
携帯電話の契約については皆様の生活や考えが異なるため「これが一番!」とするのはなかなか難しいです。
入金力に劣る私は、毎月高額になりかねない携帯電話契約はとても大事なポイントです。
私たちは家族で話し合って、
- 第一にとにかく節約!
- そしてある程度快適に!
と考えました。
では私たちが検討する条件を夫婦で話し合ってみたところ・・・
- 低速と高速の切り替えができる
- 容量をシェアできる
- ゲームや動画はスマホでしないのでギガはあまりいらない
私たちが希望する契約内容です。
もちろん「安ければ安いほどいい」です。
といっても安いだけで使えないレベルというのも困ります。
povo+IIJmioをどう組み合わせたか
私が選んだ「povo+IIJmio」の契約についての説明です。
万人にとって最適な組み合わせではないです。
そこそこ信用性があって安い契約はコレかなと思います。
(楽天モバイルが最低料金1,078円になってしまったので、以前契約していた「楽天+IIJmio」が最安ではなくなりました。)
料金は、IIJmioのギガプランeSIMデータ通信のみ2GB 440円+povo 0円の合計440円です。
この契約であれば毎月440円で、
- 高速2GB+そこそこ低速3.6GB(360MBx10)
プランとなります。
IIJmioは家族でデータシェアできますので、
- 夫婦合わせて月880円
- 2人合わせて高速通信4GB(1年間は+2GB)
- そこそこ速度がそれぞれ3.6GB(360MBx10)
と表現することもできます。
それでは、契約の内容を見ていきましょう。
契約内容を検討する
条件1 通話料金はかかっても基本料金は安く
povoは通話料無料ではありません。22円/30秒かかります。これは仕方ないですね。
ちなみにpovoは550円で5分通話料無料のトッピングをつけることはできます。
実はG-CALLを使った方がお得です。
参考記事
[5分通話無料トッピングは意味がない!?]povoで通話料を安くする方法を考える[G-Call]
グラフにするとこんな感じ。
5分無料の通話を何度も何度もする場合はpovoの5分無料も有効な場合があります。
けれども、上記グラフにさらにトッピング料金550円がかかりますので、
5分/80円の通話を7回以上するなら、povoのトッピングの方がおトクになる
ということになります。
ほとんどの場合はG-CALLを使った方がおトクだと思います。参考にしてください。
※以前使用していた楽天モバイルは楽天Linkを使えば完全通話無料でした。最安値でなくなったので検討から外れました。まあ、通話料無料になる楽天Linkは通話品質も悪かったですし・・・。
条件2 低速と高速の切り替えができたほうがいい
「低速と高速の切り替え」という単語は、MNO(docomoとかauとかSoftBankとか)を使用している方はなじみがないかもしれません。
MNOを使用している方は、よく言われるな言い方をすれば「ギガを使い切る」と低速通信になってしまう。なので、ギガ数の多い契約にするしかない。これがほとんどです。
低速と高速を切り替えられるの機能があるのは一部のMVNO(格安SIM)で、すべての会社にあるわけではありません。
各社で「低速モード」「節約モード」「ターボモード」などと名称が異なります。
特徴としては、
- 低速時はギガ数を消費しない
- 高速時のみギガ数を消費する
- 低速といっても、ものすごい低速ではない
といったところです。
高速低速切り替えスイッチが用意されているMVNOとしては、IIJmio、mineo、OCNモバイル、イオンモバイル、UQモバイルなどがあります。
各社、少しずつ特徴があります。
低速時の特徴1 通信制限がある会社がある
IIJmioは3日間で低速366MBを超えるとさらに超低速にされてしまいます。
低速時の特徴2 通信速度が違う
mineo、OCNモバイル、イオンモバイルの低速モードは200kbpsですが、IIJmio、UQモバイルは300kbpsでちょっと速いです。
低速時の特徴3 バースト機能がある
バースト機能といって、「低速モードでも最初の数秒間だけ高速通信する」仕組みがあります。テキストのみであれば、結構早く読み込んでくれます。
各社付いているようなのですが、少しずつ仕組みは違うようで各社の技術力が試される機能となります。
各社公式ホームページの低速モードについての記載
IIJmio、mineo、OCNモバイル、イオンモバイル、UQmobile
今まで乗り換えてきたMVNO各社の感想
私たちが今まで使ってきたMVNO各社の印象です。
IIJmio
低速高速切替を初体験。アプリでカンタンに切り替えられるのがいい。低速モードとバースト機能がちょうどいい感じに考えられていて、ニュースアプリ程度なら読むことができる。
でも3日間で366MBは結構カンタンに超えてしまうので、超低速モードになった日は高速モードで使用。
mineo
IIJmioの3日間366MB制限が無いと聞き乗り換え。
200kbpsのせいか、IIJmioよりは少し遅い印象。また昼休み時間の遅さもIIJmioより体感あり。ですが、制限がないので音楽アプリなどで垂れ流しをする使い方もできた。
アプリやホームページでいろいろとフレンドリーな感じを出してくる。
OCNモバイル
バースト機能があるはずなのに、私たちの地区ではIIJmioとmineoよりもかなり遅く感じました。サブSIMとして1年間くらいは使いましたが、あまり使わず。
といった感想です。
以上の条件から通信については、eSIMで最も安かったIIJmioにしました。
そして通話は基本料金無料のpovoにしてみました。
mineoのパケット放題プラスも検討の価値あり
追記
mineoのパケット放題Plusは2022年11月28日から「10GB以上の契約のみ限定」となりました。以下のmineoの契約はできなくなりました。
ここまでIIJmioを推してきましたが、実はmineoもおすすめです。
mineoはパケット放題プラスというオプションがあります。これは、1.5Mbpsの速度で使い放題(正確には3日で10GBまでの制限あり)というオプションです。
最低使用料金はデータ通信2GB 880円 + パケット放題プラス385円 = 1365円となります。
低速モードでは満足できなくても、この速度であればほとんどの使い方で十分満足できると思います。povo 0円+mineoで合計は月額1,365円になります。このプランもとてもオススメです。
こちらも容量を気にせず使えてストレスレスですので真剣に検討しましたが、安さに負けて今回は多少不便ですがIIJmioにしました。
※mineoを契約する際も、エントリーパッケージを購入しての契約でそうとう節約できます。忘れずに。
↑忘れずにこれを購入してから↑
↑こちらから申込み↑
この最安値プランをするときの注意点
povoは完全無料ではない 最低18円は必要
povoは基本料金は無料ですが、「半年間一切トッピングしないと契約が利用停止」されてしまいます。
それを防ぐには半年間に一度、何かをトッピングしないといけません。
なお、その際に「当面の間」は使える裏ワザがあります。
詳しくはこちらの記事に記載しました。
povoを「当面の間」『半年間18円』で維持して継続使用する裏ワザ [楽天モバイルからMNP][ほぼ0円運用]
デュアルSIM可能な機種にする できればeSIMも
注意点としては、「eSIM設定できる機種が少ないこと」が挙げられます。
eSIMとは、物理的なSIMカードは無いものの、SIMカードと同じように扱えるSIMです。
IIJmioでは、eSIMのみとても格安なデータ通信プランが用意されています。
ですが、eSIMが設定できないスマホが結構多いです。
また、povo+IIJmioのデュアルSIMに対応している必要があります。
例えば、私が使っていた楽天モバイルの楽天Handという機種はeSIMに対応していますが、デュアルSIMには非対応なので今回使えません。
eSIM可能+デュアルSIM対応の機種としては、
iPhoneであれば11~13、SEなら第2世代・第3世代などとなります。
Andoroidであれば現状手に入りやすそうなものは、
Pixelシリーズ、AQUOS sense6、Xperia 10 III Lite、OPPO Reno5 A、OPPO A73
くらいしかありません。
選択肢が結構少ないですね・・・。
私は楽天Handを使っており大きさもちょうどいいので気に入っていたのですが、今回泣く泣くOPPO A73にしました。安いのしか買えなかったので・・・。
「今回の選択したプランは機種がかなり限定される」ということはご注意ください。
IIJmioのeSIMが契約できない場合、nanoSIMデータ通信プラン2GBであれば440円ではなく740円と大幅にアップしてしまいます。(それでも安いといえば安いですが。)
対応機種が手に入らない場合は、先程紹介したmineoの1.5M使い放題プランの方がいいかもしれません。
大失敗!その1 シェアする時の契約に注意
いろいろ調べて慎重に契約したつもりでした。
それでも失敗を2つしてしまいましたのでご紹介。これを読んでいる皆さまは同じ失敗をしませんように・・・。
1つ目の失敗はデータシェアについてです。
データシェアをするためには、「2つの回線契約が同じmioIDでする必要がある」ことが分かりました。
これ、少し分かりにくいです。
IIJmioで契約するとmioIDなるものが作られこれを元に支払いをします。
で、1つの「mioID」で複数の「回線」を契約をすることができます。
このmioIDと回線の違いが最初は分かっていませんでした。
「回線」は「違う名義」でも構いません。実際に使用する人の名義にすることができます。「mioID」を契約する人は1人で、まとめて支払いをします。
私は夫と2つのmioIDにしてしまったため、シェアできないことが分かりました。
ですので、契約したばかりですが泣く泣く1度解約することにして、その後で夫のmioIDで私名義の回線を作成しました。
これは気づきませんでした。どんな形でも設定すればシェアできると思っていました・・・。
大失敗!その2 エントリーパッケージを使えばもっとおトク
次に失敗の2つ目ポイントです。IIJmioは契約料が通常3,300円かかります。
しかし、Amazonなどで購入できるエントリーパッケージであれば350円しかかからないのです。
↑コレです。
これを事前に購入せずに普通に契約してしまいました。
大損じゃないですか・・・・。
エントリーパッケージといっても複雑なものではなく、メールで文字列が届くだけのもので、簡単です。
データ通信eSIM契約であればSIMカードも送られてこないので、送られてくる書類も何もないことになります。
一昔前なら考えられないお手軽さです。
どうしてこの存在に気が付かなかったんでしょう・・・。
皆さんもIIJmioを契約する際は一旦Amazonなどでエントリーパッケージを購入してください。
メールで届いた番号を新規契約時に入力すれば格安で契約できますので、ぜひ利用してください。
結果的には夫婦ともに最安プランに乗り換え
というわけで、大失敗を乗り越えるため、一旦私名義のIIJmioを解約して再契約しました。
今度はちゃんとAmazonでエントリーパッケージ購入しました!
さっそく各種設定して利用を開始しています。MyIIJmioを使用してのシェア設定も簡単です。
MyIIJmioですが設定で「夫のスマホには2つの契約両方表示」「私には私の1つの契約のみ表示」といった設定をすることができ、まあまあ分かりやすいです。
※長年利用していた「みおぽん」アプリはシェアの場合は使えません。高速通信ON/OFFはおそらく使用できていますが、残量表示が正しく表示されません。MyIIJmioアプリを使いましょう。当初は不具合だらけだったようですが今は比較的安定しています。
IIJmioのデータ通信eSIM2GBはキャンペーンで1年間+1GBとなっています。
夫婦合わせて、
・高速通信 6GB(IIJmio(2GB+キャンペーン分1GB)x2人分)
※ちなみに残りギガは次月まで使えますので、大概残った分がありこれ以上の容量になります
・低速通信 7.2GB(360MB x (30日÷3) x 2人分)
という契約を、
月額440円×2人=880円で実現しました。びっくりするくらい安いですね。
契約してみた感想と実際の速度
今回の契約は、何回もMNPしてきたので慣れたもので、カンタンにできました。
また、昨年くらいから各社解約料金などを取らなくなっていますので、余計な手数料もかかりませんでした。
IIJmioはアプリで高速低速を簡単にスイッチできることも変わっていませんでした。
低速モードはやっぱり遅い!笑
遅いですが、ニュースサイトなら何とか見ることができます。
画像やYou Tubeは厳しいですね。
そして、ちよっと長時間使っているとすぐ3日間360MB超えてしまいます。
超えてしまうと超低速になるのでこうなると何もできません。
まあでも、まあまあ快適に過ごせてます。
povoとIIJmioそれぞれの速度を比べてみると?
povoとIIJmioの両方で通信できますので、速度を測ってみました。
参考記事 povo VS. IIJmio 通信速度対決!
結果は、ギガを使った高速通信はpovoが少し優勢、ギガを使わない低速通信はバースト機能もありIIJmioがかなり快適でした!
また、povoで初めて5Gを体験しました。
参考記事 povo「5G」を初体験!
初めての5G表示でしたが、かなりの速さでビックリです。
いずれこの5Gの速さが普通の時代が来るんですかね~。
乗り換えてみた感想ですが、今のところ特に不満は感じていません。
私は、ほぼ家にいる(正確には病状悪く体調不良で寝込んでいる日が多い)ことから、あまり通信を使うことはなくWi-Fiで十分ですが、それでも安い。
固定費は安いに越したことはありません。
超ケチケチ契約ですが、そこそこは使うことができます。
今、契約する場合、最安値は私たちのやり方 povo+IIJmio(月額440円)で、かなり快適を求める方であれば povo+mineo(月額1365円) もいいのではないかなあと思います。
mineoも以前使っており、そこそこ使い勝手は良かったです。
そして、IIJmioもmineoもエントリーパッケージがあります!
契約するときには忘れずに購入してください。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。