現在最強の証券会社のSBI証券ですがUI(ユーザーインターフェース)が「使いにくい」のが玉にキズです。
長年ずっとこうなので、変えたら変えたで「前のほうが慣れていたのに!」と言われるのは分かってはいるのですが。
今回の記事は「みんなこう思っているに違いない!」という記事ではなく「私はこう感じるので使いにくいなあ・・・。誰か同意してくれないかなあ・・・。」という記事になります。
SBI証券が最強な理由
あらためて、SBI証券が現状最強な理由を上げておきます。
- 投信の保有ポイントが付く(楽天証券が付かなくなった)
- 三井住友カードゴールド+投信つみたてで1%のポイントが付く(楽天証券が0.2%になった)
- 他社から投信移管の際の手数料がキャッシュバックされる
このような事情で、大人気となっています。
私も夫もメイン口座にしており、来年2023年からはNISA口座にする手続きも終えました。
関連記事 NISA口座を楽天証券からSBI証券に変更
これからも愛用しますし足を向けて寝られないSBI証券様ですが、1つ言いたいことがあります。それは・・・
UI(ユーザーインターフェイス)が嘘みたいに使いにくい
ということです。あなたもそう感じませんか?
アンタの理解力が低だけだ!使い方が分かっていないだけだ!というツッコミはできれば無しで、優しめでお願いします。
理由1 ユーザーの操作画面と商品説明の誘導がごちゃごちゃ
おなじみSBI証券のサイトです。
ここから、例えば、来年のつみたてNISAの設定をするべく「投資信託を積み立てで買いたい!」と思ったとします。
「投信」(①のところ)をクリックして「投信積立」(②のところ)をクリックしませんか?
なんか、そうすると「積立投資の説明ページ」が開くんです。
これじゃないんだよなあ・・・。
いや、このページからも購入はできると言えばできるんですが、何か感覚的に違うなあと感じるのです。
ちなみに答えは、①「取引」②「投資信託」③「投信(積立買付)」④「つみたてNISA」です。
なんだか複雑だなあと感じます。
この画像の青いバーの部分(マーケット・国内株式・外国株式・・・の所)は基本「その商品の魅力の説明」になっていて、「この青いバーが間に挟まっているのが分かりにくい原因なのでは?」と思います。
ちなみにもう1つ操作方法の答えがあって、実は最初の画面(投信をクリック)した状態でも、下の方にある検索窓から商品を選んで積立購入もできます。
ですが、個人的には「なんだか使いにくい」と感じます。
(もう、この際だからついでに言いますが、上の画像の中央くらいに「クレカ設定」ってあると思いますが、「ここからクレカ積立の設定・変更ができるんだ~♪」と思ってクリックすると、ただ現在のクレカ設定がどうなっているかの確認ができるだけで、何も設定できない画面が開きます。どういうことなの・・・。)
個人差もあるとは思いますが・・・・。
理由2 外国株になるとまったく違う画面に
次に、「いま流行りの外国株を買おうかな~」と考えたとします。
先ほど、投資信託を購入する場合は、①「取引」②「投資信託」③「投信(積立買付)」④「つみたてNISA」でしたね。
このような順番で購入しました。
ということは、
「外国株は①取引をまずクリックして②の近くにある外国株をクリックするのかな、ハイハイ。もう慣れましたよ。投資のベテランですよ。」
と思いきや・・・
無いんですよ!投資信託と同じ行に「外国株」なんて文字が無いのです!
もうだいぶ疲れてきましたが、答えは、①「外国株式・海外ETF」をクリックして②「外国株取引サイトへ」をクリックします。
しかも、ここからも問題があって、外国株式の取引は国内株式と全くデザイン・方式が違う別のサイトが立ち上がります。
SBI証券の社内の部署が違うのかもしれませんが、先ほどまでのSBI証券とはUI(ユーザーインターフェース)がまったく異なるサイトが出現し、かなり戸惑います。
買付の画面も国内株式とは異なります。このあたり、どうにかならなかったんでしょうか。
理由3 iDeCoの画面がまた違う
もう充分だと思いますが、もう1つ紹介します。iDeCoも設定される方が多いと思います。
「iDeCoもおトクらしいから設定しようかな~。今度こそ投資信託のように『取引から』か、外国株のように『サイトへ』で移動なんだろうな~。もう驚かないぞ!」
と思い、今度はiDeCOのところをクリックします。
すると、画面が切り替わって・・・
ええ。なんですかこのサイト。
今度は「何の予告もなく別のサイトが開く」という仕様でした。もちろんUIもまったく違います。
統一感が無さすぎる・・・。
というわけで、SBI証券のUIを3つ取り上げましたが、それ以外にも初心者には優しくない・取引しにくい仕様が多くあります。人気でこれから口座開く方も多いでしょうから、本当になんとかして欲しいです。
楽天証券との比較
さらっと触れておきますが、楽天証券はUIはSBI証券より分かりやすくて優秀だと感じます。
今回SBI証券のUIとして取り上げた「積立投信、外国株式、iDeCo」の3画面についてですが、楽天証券の例を出します。
投資信託の画面はこちら。
「投資信託」をクリックでこの画面になりますし、「積立注文」の欄も分かりやすく、「積立設定」の欄から注文変更することができます。このあたり、SBI証券は分かりにくいです。
外国株式の画面はこちら。
当たり前と言えば当たり前ですが、SBI証券のように別のサイトが開くようなことはなくUIが変わるようなことはありません。
3つ目、iDeCoの画面はこちら。
iDeCoは厳密には別サイトのようなのですが、内部表示してくれることで、サイト全体のメニューバーが変わるようなことはありません。
はっきり言って、楽天証券のUIは優秀です。
改悪が続く楽天グループですが、使い勝手だけで楽天証券を選ぶのもありだと感じます。
今後証券会社に望むこと
今回はSBI証券のUI(ユーザーインターフェース)を何とかして欲しいという記事を書きました。
今後証券会社に希望することは、
- 訳の分からない装飾じみたものはいらない
- シンプルでわかりやすいのいい
サイトを望みます。
SBI証券は変な装飾はなく比較的軽いサイトとして作ってくれていますので、今の感じを維持しつつ、最初に使う人が迷わないようなUIにしてくれたらと思います。
今、ユーザー数が多く、現状に慣れている方が増えていることから、変更したら変更したで大騒ぎになるのは分かっていますが、なんとか良い着地点で改良をしていって欲しいです。
現時点で最強の証券会社で、新しいNISAで人も増えるでしょうから、何とかして欲しいです。