お金を増やすには「投資」や「収入アップ」も大事ですが、てっとり早くて、しかもすぐに誰でも出来るのが「固定費の削減」です。
私はかなり前から固定費の削減が家計にとって大事との思いでがんばってきました。
その甲斐もあって、貯金を5年間で2500万円まで増やすことができました。
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「ほったらかし投資」実践 5年間で資産を100万円から2500万円にした話
今までも固定費削減の記事はちょっとだけ小出しに書いてきましたが、今回は私の家の固定費について全部書いていこうと思います。
携帯電話基本料金 povo + IIJmio 月額440円
携帯電話の料金は月額440円です。夫婦で880円です。
キャリアはpovoとIIJmioのデュアルSIMにしています。
この契約に関しては次の記事に書きました。
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新コンビ[月440円]格安でまあまあ快適携帯電話生活[povo+IIJmio]
10年前ガラケーからスマホに変更した時からずっと格安スマホ会社にしています。
また、スマホを3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入したことがありません。SIMフリーのみ購入しています。
以前は1万円以上払っていたのが嘘のような安さです。
povoは半年間18円で維持できる(当面の間)
povoは半年間何もトッピングしないと契約を解除されてしまう可能性があります。
その対策として、「当面の間」は半年間18円で維持することができます。
詳細はこちらのページに書きました。
povoを「当面の間」『半年間18円』で維持して継続使用する裏ワザ [楽天モバイルからMNP][ほぼ0円運用]
ぜひpovo使ってみてください。
携帯電話通話料 G-CALL 8円/30秒
通話料はG-CALLに長年お世話になっています。(G-CALLのサイト)
楽天モバイルの基本料金0円の期間だけは使っていませんでしたが、最近povoにしましたので、使用再開しています。
G-CALLは電話番号の前にプレフィックス番号を加えることで国際回線を使用して通話料を約半額にしてくれるサービスです。
5分通話無料のオプションよりも、G-CALLの方が安いのでおすすめです。
関連記事
[5分通話無料トッピングは意味がない!?]povoで通話料を安くする方法を考える[G-Call]
注意点としては、固定電話に番号通知したい時はプレフィックス番号が別になる点でしょうか。
通話の前にプレフィックス番号を追加してくれるアプリをインストールして使っています。
固定電話基本料金 ブラステル 0円
記事にしたことはないのですが、固定電話の基本料金は毎月0円で済んでいます。
これはブラステルのIP電話(050番号)を家庭で使える機械(VoIPアダプタ)を購入して設定しています。(ブラステルのサイト)
注意点としては110番などの3桁番号への発信ができないことです。
あと、設定がとっても難しいです。
このサイトで今のところIP電話の説明はしないつもりですが、とにかく設定が難しい。
機械の設定が苦じゃない方にしかオススメできませんが、固定電話があるというのは安心感があります。基本料金が0円というのもいいですね。
※ブラステルは2023年4月1日から番号維持費550円/6か月がかかるようになる予定です。
自信がある方はぜひ挑戦してみてください。
光回線 4500円
固定回線もひいています。これは先日記事にしたばかりですが、So-netのminicoにして月6500円が4500円になりました。
関連記事
[固定費削減]So-net 光 minicoにコース変更してみた[光回線を安くしたい!]
こういう光回線は「2年間は何千円値引きします!」といったものに釣られてしまいますが、ある程度安い値段に設定できればOKだと思います。
So-net minico以外では「あっとスマート光」(サイト)もかなり安くて良さそうでした。
So-net光minico 気になった方はこちらから詳細をぜひ見てください!
入院保険・個人年金保険・養老保険 必要なし 0円
入院保険・養老保険は長い間契約していましたが、このブログを作るちょっと前にスパッとやめました。
実は「保険をやめたので、覚悟ができてブログを始めた」のです。
入院保険は「入院日額○円」といった保険です。これは必要ありません。
貯金が十分にできたことと、今まで一度も使わなかったからです。
今はガンでも日帰り手術なこともあるくらいです。今後もあまり使うことはないでしょう。
(今年はコロナ感染で自宅療法期間があり入院扱いで保険に入っていたら貰えたらしいのですが、それでも保険代金数年分です。10年単位で考えたら入っていない方がおトクです。)
個人年金保険は、毎月保険料を退職まで払い続け、退職後に払ったお金以上分が返ってくるものです。(死亡した時に以後の支払いが免除されるので一応「保険」商品です)
ですが、「保険は保険、投資は投資」でキチンと分けた方がいいです。
実は、この養老保険についてはずっと記事にしたいなあと思って下書きしているのですが、どうにもまとまらずなかなか記事化できていません。この機会に触れることだけでもできて嬉しいです。
解約の時のコツ
私たち家族はずっと養老保険に入っていました。これが月に1万円くらい。
生命保険の担当者の方は、
- 控除があるのでおトクですよ
- 昔入ったものなのでおトクですよ
- 今だと元本割れしますよ
と解約させないように言ってきます。
また、「長年の付き合いがあるのでハッキリ言いにくい」という問題もありますね。
かなり前から、この保険を解約して投資に回した方が利益があがるのにな・・・と思っていましたが、なかなか解約に踏み切れませんでした。
ですが、昨年一念発起して解約することにしました。
解約の時のコツとしては
- 保険会社の代表電話番号にかけて解約する
- 担当者には伝えないように念押しする
- 担当者が引き止めに来ないように念押しする
- 担当者から電話をしてこないよう念押しする
これで担当者の方から電話がかかってくることなく解約の書類が届きました。
たとえ元本割れすることが分かっていてもほとんどの場合は解約した方がいいはずです。
「投資は投資、保険は保険」でキッチリ分けた方が良いでしょう。
生命保険 子がいる期間のみ必要 20,000円/年
生命保険は基本は必要ありません。死んだ後ではお金は使えませんからね。
ですが、次の条件を満たす場合のみ「掛け捨て」で入りましょう。
- 小さい子供がいる
- 配偶者が無収入である
この場合は入っておく必要があります。
普通の生命保険が高額になる場合は、「収入保障保険」もいいです。
普通の生命保険の「死亡したら〇〇千万円」的なものではなく、収入保障保険は「死亡した人が65歳になる予定だった年まで毎月15万円」といった保険になります。
こちらの保険にするとかなり毎月の保険料が安くなります。
私はFWD生命の収入保障保険(サイト)に入っています。
自動車保険 24,000円/年
こちらも毎年きちんと見直すべき項目です。
実は毎年同じの更新でいいだろう、と変更せずにいました・・・。
先日記事にしたばかりですが、かなり安くなりました。こちらの記事に書きました。
今回契約したのは「イーデザイン損害保険」(公式サイト)で、かなり安かったです。
契約内容のポイントは、
- 対人/対物は金額無制限にする
- 車両保険は必要なし
- 弁護士特約は付ける
- 個人賠償責任特約は他の保険になければ付ける
- ロードサービスは付ける(最近の保険は自動の場合が多い)
- 原付に乗る人はファミリーバイク特約を付ける
といったところです。
これも、最近の本では当たり前に書かれていることばかりですが、私の場合は始めからこのような契約が自然とできていました。
火災保険 12,000円/年
火災保険は必ず入る必要があります。
自動車保険と同じで、損失が大変なことになるからです。
これも毎年見積もりとかした方がいいです。
ですが、実はキチンと見直しできていません。
昔に長期で入ったものなので、多分これ以上おトクなのは存在しないのでそのままになっています。
住宅ローン 13,000円/月 100,000/ボーナス月
持ち家を建てると住宅ローンも必ず必要です。
こちらは現在、
- 月 13,000円
- ボーナス月 100,000円
となっています。
こちらのポイントは、
- 利率の低いネット銀行にする
ことです。
というか、実はお金持ちを目指すのならそもそも家を建てない方がいいです。
家を建てなければ一億円を貯めてFIREして以後働かないことも可能です。
家を買わなければ一億円貯金できていたはずのシミュレーションはこちらの記事に書きました。
どうせなら、1億円以上貯まってから家を建てることを検討してはいかがでしょうか。
ガス・水道・電気・ガソリン
これらについては、ここ一年の毎月平均を記載しておきます。
電気 | 5,200円 |
水道 | 3,900円 |
ガス | 1,800円 |
ガソリン | 2,400円 |
各種税金
こればっかりはどうしようもありませんが、税金も固定費です。
- 固定資産税
- 自動車税
- NHK
このあたりがかかります。合計約16万円・・・。
これは支払い方法を工夫することで、戻ってくるポイントをゲットすることができます。
たとえば、今年はLINE Payで支払いました。その時の方法はこちらの記事に書きました。
関連記事
三井住友カードゴールドNL100万円修行中 LINE Payで税金(固定資産税・自動車税)を支払う方法[画像付き]
どうにかして三井住友カードゴールドNLの100万円修行に含めたり、nanacoを利用してポイントをゲットしたりで普通に支払うのではないおトクな方法を毎年毎年探していきたいです。
NHKは年払いすることで少しだけ支払額を下げることができます。
まとめ
月払いのまとめ
携帯電話 | 880円 |
固定電話 | 0円 |
光回線 | 4,500円 |
住宅ローン | 13,000円 |
電気ガス水道など | 13,300円 |
月払い固定費の合計額は 31,680円となります。年間だと380,160円になります。
年払いのまとめ
生命保険 | 20,000円 |
自動車保険 | 24,000円 |
火災保険 | 12,000円 |
住宅ローン (ボーナス月) | 200,000円 |
各種税金 | 160,000円 |
年払い固定費の合計額は416,000円になります。
一年間に必要な固定費
両方を合計すると、年間796,160円となり、これがわが家の固定費となります。
今の生活を変えない限り(この場所に持ち家で住んでいる・車を手放ささない)はこの額は必ず必要ということになります。
逆に言えば、最低この額があれば生活は維持できるということです。
今後できること
固定費、かなり削減できていると個人的には思うのでしょうが、どうでしょうか。
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今後できることと言えば・・・
- 住宅ローンの完全返済
- 毎年おトクな保険会社を探す(自動車保険・火災保険など)
といったところでしょうか。
収入保障保険も毎年乗り換えても損はしない保険になりますので検討の価値ありです。
今後も、固定費削減をがんばっていきたいです!
それではまた。