親と子、わだかまりをどう溶かしていくか。
私は本が大好きで、ちょっと思い当たる話かもと言う本を紹介します。
主人公たちの行動を観ていこう
6人の主人公を中心とした6つの物語。
一方のよかれとの思いが、相手方には悪意(間違って)にとられるという物語が描かれています。
いわゆる”毒親”の話です。
読み進めるうちに、登場人物と同じくズシンとした音がなるくらいの重い気分に浸ってしまいます。
親の言うとおりに行動した後、子供は?親は?どう考えるのだろうか?
いろんな岐路に立ち、目の前の判断に迫られ、人は常に前を向いて一歩を踏み出す気持ちを持ち続けなければならなくなる。
女優となった娘視点から支配する親を見た「ポイズンドーター」と、彼女の親を知る友人が語る「ホーリーマザー」は、物事の表裏として語られ、読者である私たちをもその表裏を行ったり来たりしながら、読み進めていくことになります。
親として子としての人生の歩み方
私も、大学生活を送っている間は、まだまだ責任をもつことの重大さや将来の夢や仕事について甘い考えを持っていました。
一旦、就職する際も、就職氷河期であったため、なかなか希望の職種に就けず、プー太郎をしながら(アルバイトはしていました。未成年ではないので、携帯電話代や休憩のための外食:甘いものなどの出費にまで親のすねをかじってはいけないと)
- 親はいつまでも親であり、子供はいつまでも子供である。
- 親は子を選べないし、子も親を選ぶことはできない。
良い親と言われる親に育てられた子供が、ずっと挫折せず、成功し続けることは滅多に無い。また、悪い親と言われる親に育てられた子供がみんな悲しい人生を歩むことも全部が全部ではない。(悲しい結末を迎えることもニュースや新聞で垣間見られるが)
自分の人生は自分のもの。産んだから親のものではない。
当たり前だけど、違った生き方を選んでしまうこともある。
以上「ポイズンドーター・ホーリーマザー」の書評でした。
みなさんも、自分の人生後悔ないように!