2024年から新NISAが始まりました。
新NISA、聞いたことあるけど、まだ何もしていない
今さら周りの人にも聞けない
という人に向けて、この記事では
- SBI証券の口座開設方法
- 新NISAとつみたて投資の設定方法
を解説していきます。
※記事内に広告が含まれています。
(と言っても、広告があっても無くても現状はSBI証券か楽天証券のどちらかしかオススメしません)
関連記事:[初めての人向け]楽天証券を開設して新NISAつみたて設定する方法[楽天カード]
前提
この記事では「初心者の人向け」「(ほぼ)万人向け」のやり方を1つだけ解説します。
とりあえずコレが1番よい!という設定方法を1つだけです。
こっちのやり方、商品の方が良いのでは・・・?
と思えるようになってきたら投資初心者卒業です。
(今回の設定を超えるリターンを出すのはなかなか難しい、実はこのやり方が1番良いすらあり得ることなのですが、その話はまたの機会に)
この記事の目標
この記事でやることです。
- SBI証券を開設する
- 三井住友カードNLを契約する
- 新NISA口座を開く
- 投資信託の自動つみたて設定をする
やってみたら、そんなに難しくありません。手数料もかかりません。
今やるか、やらないか、それだけでお金持ちへの可能性が開けるのか、閉ざされるのかの違いになります。
証券口座を開設する
SBI証券の申込みサイトから、証券口座の申込みをします。
事前に「マイナンバーカード」を準備しておくと最短で開設できます。
申込みはあまり迷うところはありません。
証券口座の開設には「マイナンバー」が必須です。
(2016年1月から必須になっています)
運転免許証などで本人確認した場合も、後ほどマイナンバーの入力は必ず必要になります。
申込みは順番に沿っていけば簡単に行うことができるでしょう。
三井住友カードNLまたはOliveを契約する
SBI証券でつみたて投資する際に、1番良いのは三井住友カードNL(または三井住友銀行をメイン銀行にされている方なら三井住友Olive)です。
三井住友カードNLの契約をお願いします。
三井住友カードがあったほうがSBI証券で積立投資の設定がしやすいので契約しましょう。
※ただし、2024年10月以降は年間10万円以上使用しないとポイントは付きませんので、できるだけ10万円以上は使いましょう。
新NISA口座を開設する
新NISAの口座の開設でする特別なことはありません。
証券口座申込みと同時にできます。
SBI証券の証券口座自体は数日で開設されます。
けれど、NISA口座は扱いが別で1週間から10日程度かかります。
これは、税務署での審査が入るためです。
面倒なのは銀行などでNISA口座を開設してしまっている場合
少し面倒なのは、
「取引はあんまりしてないけど、どっかの銀行のオススメでNISA口座作ってしまったなあ~」
という場合です。
既に他行にNISA口座がある場合、移行はできますが、NISA口座には次のような特徴があります。
- NISA口座は1つしか作れない(銀行・証券含めて)
- 年に一度でも取引してしまうと、その年はNISA口座を他の会社に移せない
- 10月以降の手続きは翌年1月から移行になる
という特徴があります。
手続き自体はカンタンですが、上記の制限があるので、既に他の銀行・証券会社でNISA口座を持っていて、SBI証券に移したい場合は注意しましょう。
SBI証券に三井住友カードを登録する
クレジットカードで投資できるように登録する際に、次の操作を行います。
SBI証券トップページ→取引→投資信託→投信(積立買付)→クレジットカード
これで登録画面に移行するので、指示に従って登録します。
つみたて投資設定をする
- 証券口座を開設できた!
- SBI証券も用意した!
- 新NISA口座も無事に開設できた!
この条件がそろえば、ついに投資開始です。
投資は「つみたて投資」「ほったらかし投資」がオススメです。
- つみたて投資とは、毎月いくらの額を投資し続けること
- ほったらかし投資とは、一度設定したら特別な追加設定などせず投資ができること
のことで、投資初心者には特にオススメです。
(そして、勉強していけば実は「この方法が1番よくて最強」なことに気付くと思います。いずれ分かります。)
投資する先は投資信託の「オールカントリー」のみで構いません。
なぜオールカントリー(オルカン)に投資するの?
なぜオールカントリー(通称オルカン)なのでしょうか?
オールカントリーは「世界中の主要株式約4000にまとめて投資する」というインデックス投資です。
理由は一時的な下落があっても長期的に見れば上昇する可能性が高いからです。
- 世界の人口は増え続けている&技術革新はどんどん進んでいるため、世界の経済規模は今後も上昇する可能性が高い
- つまり、世界の株式は総合的に見ると将来は上昇する可能性が高い
オルカンの利点は、
- さまざまな世界の株式に投資できる
- 広く分散しているのでリスクが低い
- 信託報酬(預けておくことの手数料)が0.05775%とすごく低い
となります。
逆に欠点としては、
- 長期(15年程度)で見れば上昇する可能性大だが、短期だと30%くらいの下落は覚悟する必要がある
- 全世界の株式に広く、薄く投資するので、上昇率が1番良い指数であるとは限らない(その分リスクは低め)
となります。
オルカンでなくても、聞いたことがあるかもしれませんが、S&P500(アメリカの主要500社に投資)や、先進国株投資(先進国の株式1300社に投資)でも構いません。
例えば「なんだかんだ言ってもアメリカ企業(アップル、Google、Amazon、マイクロソフト・・・)が今後も儲けるに決まっている!」と考える方ならS&P500にすると良いでしょう。
ただ、現状どちらもそう大きくは変わりません。なぜなら現状オールカントリーを選んだとしても米国企業が60%を占めており、あまり変わらないからです。
「将来インドが伸びるんじゃ・・・」「アメリカ一辺倒はちょっと不安・・・」という方もおられると思います。
この記事は初心者の方に向けた記事ですので、「オールカントリー1本」としています。
では、引き続き設定方法を解説していきます。
つみたて投資の設定方法
SBI証券はモバイル版とPC版のログインした後の画面は異なりますが、最後のつみたて投資の設定については、共通の画面に移行します。
モバイル版の設定方法
まずは、いつでもどこでも設定できる、モバイル(スマートフォン)での設定方法です。
1.SBI証券にログインし投資信託「取引」を押す
2.「オールカントリー」と入力し検索する
3.投資商品を確認し「積立」を押す
商品が「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」になっていることを確認してください。
4.積立設定画面で設定する
設定画面に移行します。画面をスクロールして設定していきましょう。
ここでは、クレジットカードで積み立てすることを前提にしています。
・クレジットカード
・NISA(つみたて)
を選びます。
クレカ積み立ての場合、月1回購入しか選べません。
・毎月の「注文希望日」はご自身の良い日を選んでください
(いつでもそんなに変わりません)
・積立金額は、家計管理を終えて無理の無い範囲の額で。
5.取引パスワードを入力する
6.確認画面で確認する
最後に確認画面で設定が合っているか確認しましょう。
間違っていなければ「設定申込」を押しましょう。
7.設定完了
設定完了しました。思ったよりも簡単だったと思います。
これだけで、「新NISAデビュー」「投資家デビュー」「毎月つみたて設定完了」「世界中の主要企業の株主に」と、かなり進んだ気がしますね。
デスクトップ(パソコン)版の設定方法
続いて、デスクトップ(パソコン)版の申込方法です。
(SBI証券の使いにくさを以前記事にしましたが、慣れないとどこをクリックしたら良いのか分かりにくいです。)
1.パソコンでSBI証券にログインし「取引」を選ぶ
2.「投資信託」をクリックする
3.ファンド名検索のところに「オールカントリー」と入力して検索、「三菱UFJ-eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」を選ぶ
4.eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)のページが開くので「積立買付」をクリックする
5.積立方法・額の設定をする
- クレジットカードを選ぶ
- NISA(つみたて投資枠)を選ぶ
- 毎月投資できる金額を入力する
思ったよりもカンタンにできます!
ぜひ投資家デビューしてみてください。
いくら投資すればいい?
最初は月に1,000円でも5,000円でもいいです。
まずは、「投資・新NISAを始めてみる」という経験が大事です。
(慣れてきたら月に数万円から5万円くらい投資に回したいところです。)
以上、SBI証券における口座開設・つみたて投資設定ガイドでした。
この記事が参考になれば幸いです。