私たち家族が今まで資産を構築できたのは、三人の賢者のおかげです。その三人をご紹介。
この記事は、このサイトを作ったときからずっと書きたかった内容になります。この3名には感謝してもしきれません。
一人目 山崎元さん
一人目は山崎元さんです。
山崎元さんのこの本に出会ったことで、投資の考え方・基本が分かりました。(水瀬ケンイチさんとの共著)
こちらの本は「ほったらかし投資」の元祖で、必要な要素がすべて書かれています。版がどんどん上がっており、以前の版から愛用させて頂いています。
主な内容としては、
- 投資は必ず担当者のいない「非対面」で行おう
- 証券口座は非対面のネット証券で作ろう
- 生活防衛資金は3~6ヶ月分あれば良い
- 投資は全世界株式インデックスファンドのみで良い
(以前の版では日本株と外国株の半々でした) - テーマ型投信は総じてダメな商品である
- iDeco、NISAはフルに活用しよう
- 生命保険は掛け捨てにしよう
- 持ち家ではなくて賃貸にしよう (スミマセン家は建ててしまいました)
といった内容で、当時はかなり異端でした。
今では投資の常識として扱われる内容ばかりです。
(山崎元さんの書いたWeb記事 2021年の「ほったらかし投資術」こちらでポイントは分かります。)
当時の私達夫婦は、いろいろな保険に入っており、NISAもiDecoも投資信託もETFも分かっていない状態でした。
この本を基本にして、マネーリテラシーが相当に上がりました。
山崎元さんは、他にも本を出しておりそららも購入。また、数々のサイトで連載をしておりそれらをとにかく読みまくりました。
楽天証券トウシルのサイトとYoutubeでもとても参考になる配信をされています。ぜひ検索してみてください。(トウシルサイト、トウシルYoutube)
二人目 たわら男爵さん
次に、ブロガーのたわら男爵さんです。(ブログはこちら)
たわら男爵さんはブログの題名「40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ」のとおり、投資で増やしたお金でベンツを買うような方で、おそらくかなりの大金を運用しています。
しかも、たわら男爵さんのブログが公開された当時はFIREという言葉が世に出る前で、アーリーリタイアという考え方はかなり先進的だったと分かります。
このブログに出会ったのはとても幸運でした。
主な手法としては、
- 世界経済は右肩上がりである
- 投資先は「たわら先進国株インデックス」のみで良い
- それぞれの投資信託商品の実質コストの計算
- つみたてNISA口座にどのクレジットカードでどれだけ投資すれば1番効率的か
といったものでとても参考になりました。
以前には楽天証券で15商品を100円だけ買うことでポイントをゲットする手法などもあり、ほとんど同じように運用をしていました。
それ以外にも、
- クレジットカードで投資することでポイントが付く
- 投資商品を保有しているだけでポイントが付く
- とにかくおトクなクレジットカードがある
- 楽天市場でおすすめの商品
このような記事も公開されており、とても役に立ちました。
現金派で「買い物は必ず現金で!」だった私が、今はおトクなクレジットカードを乗り換えし、ほぼキャッシュレス生活しているのはたわら男爵の影響です。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」なる存在もこのブログで知り、毎年楽しみにしていたのを思い出します。
三人目 両学長
両学長のお金の大学の本に出会い、ブログを始めたりといろいろなことに挑戦しました。
実は、この本で両学長がいうところの「貯める力」のほとんどは、わが家はほぼできていました。
- 格安SIMにする 10年以上前から使っていました
- 生命保険を解約する これも3年前にできていました
- 車は中古にする 今まで格安の中古車以外買ったことはありません
- ふるさと納税をする これも5年前からしていました
- 医療費控除を申請しよう 病気で何度も10万円を超えるので申請していました
- つみたてNISAをする たわら男爵の影響もありインデックス投資していました
これらは「自分で考えて勉強して探し出した手法」でしたが、「これで本当に正しいのかな・・・?」「周りの誰もやっていないな・・・。」と不安な思いを感じていたのも事実です。
それが、両学長の本を見たところ、これらがことごとく肯定されてオススメされており、「今まで私と夫がしていたことに間違いはなかったんだ!」と知らされました。
出来ていなかったことも見つかりました。それは「自動車保険」と「光回線」の見直しです。それらについては今年見直しを実行しました。
この本に書いてあった「貯める力」は充分達成できましたたので、「稼ぐ力」として、副業・転職に挑戦しました(このブログ開設もその一環)が、今のところ上手く行かずちょっと挫折しそうです。
[リベ大・副業]最後の挑戦 1年間の成果 状況は悪化の一途 得られたことは[ブログ・転職・アフィリエイト]
三人の投資の考え方の違い
三人の賢者の方ですが、大きな考えは同じだと感じます。
細かいところの考えは違いますが、ここまで来るとほとんど誤差の範囲です。
投資商品の違い
山崎元さん → 全世界株式インデックス(オールカントリー)
たわら男爵さん → たわら先進国株インデックス
両学長 → S&P500(+高配当株)
と、少し違いますが、これらは根本的に異なるわけではありません。
ここまで極めてくるともはや「何を信じるか」の段階で、どれを選んでもそう大きな差は無いでしょう。
出口戦略の違い
山崎元さん → 必要な時に必要な額をちゅうちょなく解約する
たわら男爵さん → 毎月の減った生活費と同額を解約し維持する
両学長 → 高配当株を所有し自動でお金が入ってくるようにする
どの戦略も間違いではないです。
インデックス投資の方が確率的には資産は増える可能性が高いものの、どれだけ解約していくかの出口戦略には迷うものです。
山崎元さんはインデックス投資こそ究極であり、相場の上下は読めないことから、必要時にはたとえマイナスでもちゅうちょなく解約する、というなかなか胆力がいる戦略で、本の中で怖がるなと言っています。
たわら男爵さんの戦略の基本は、数年分の生活費を確保しておき安値の時は売却しなくてすむようにするとなります。最低でも5年分の生活費は確保しておくべき、10年分ならば安心。相場好調時に毎月の生活費で減った額と同じ額のインデックスファンドを売却し常に「数年分の生活費を維持する」という戦略です。
両学長の戦略で、高配当株を所持していれば将来は年金+配当金で生活をしていけば良く、投資信託の上下を気にしないで良いかもしれません。
インデックスファンドへの投資は楽です。高配当株の投資はある程度勉強していかなければなりません。
ちなみに、「インデックス投資をした後に少しずつ高配当株に変更していく戦略」は両学長はオススメしていません。確かに複雑になり訳が分からなくなりそうです。それなら最初からどちらかに振っておいた方が良いでしょう。
私はインデックス投信に全振りしていますので、山崎元さんのいう「必要な時には必要分をたとえマイナスでも解約する」つもりです。覚悟はできています。
充分に投資資産が増えることがあれば、たわら男爵さんの「常に数年分の生活費を維持する」戦略もできるかもしれません。
以上、私がどうしても紹介したかった三賢人のお話でした。
皆さまも、この3人の賢者の投資手法を学べばお金が増えていく可能性は格段に上がるでしょう。
どうか、この記事を読んだ皆さまのマネーリテラシーが向上し、お金持ちへの道が近付きますように。
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