庶民の最強の武器は「時間」——100万円→8,000万円を実現したインデックス投資の全記録と再現手順

(インデックス投信×長期×自動が答え)

私の資産は、先日8000万円を突破しました。

私の資産残高

2016年には私の資産は100万円、このブログを開始した2022年は2000万円でした。

2025年まで、どうやって資産を増やしたのか?

このブログを見てくれている皆さんは知っていると思いますが、改めて投資の手法と心がまえについてまとめます。

目次

はじめに

投資でプロに短期で勝つのはほぼ不可能。でも——時間さえ味方にできれば、私たち庶民でも勝てます。
事実、私はこう歩みました。

  • 2016年:資産100万円(ほぼゼロ開始)
  • 2022年:2,000万円(ブログ開始)
  • 2025年:8,000万円

すべてインデックス指数連動の投資信託(新NISA含む)をコツコツ積立した結果です。

実際の資産額グラフはこちらです。このサイトでは定期的に出しているのでおなじみですね。

私の資産推移表

2016年の資産はたったの100万円でした。
その後、このサイトを始めた2022年に2000万円というのがよく分かると思います。

それでは、なぜ時間が最強なのかを数字で腹落ちさせ、誰でも実行できる再現ルールを具体化します。


この記事でわかる基本理念

  • 短期はプロが有利/庶民は不利、でも長期は逆転できる理由
  • 「時間×複利」が資産を押し上げるメカニズム
  • 私の100万→8,000万の現実的プロセス(やったこと/やらなかったこと)
  • 今日から真似できる5つの仕組み

結論:時間に働かせる「地味な最適解」

  • やること:低コストのインデックス投信自動積立長期ホールド
  • やらないこと:天井売り・底値買いのタイミング当て、手数料の高い高コスト商品、短期の感情トレード

投資の成果の大半は「市場に居続ける年数」と「続けられる仕組み」で決まります。


ストーリー:100万円→8,000万円までの道

  1. 2016最初の100万円+毎月の積立を開始。対象は全世界株式/先進国株式/S&P500の低コスト投信。
  2. 2017–2021増額できるたびに積立を増やす。ボーナスも全額投入。タイミング投資はほぼゼロ
  3. 20222,000万円到達。やったことは“続ける”だけ。当ブログを開始
  4. 2023–2025:新NISAをフル活用。相場の上げ下げは気にせず入金8,000万円に到達。

ポイントは、収入に応じて積立額を段階的に引き上げ非課税枠(新NISA)を優先暴落時も手を止めない——この3つ。

「一度も“売らなかった”。これが最大の勝因です。」


数字で理解:「時間」こそ庶民の武器

投資ではプロに勝てない?

そんなことはありません。庶民がプロに勝てる唯一の法則があります。それは「時間」です。

プロは短期で実績を出さないといけない。そのためプロは長い時間をかけることは出来ない。
しかし、我々はじっくり長期の時間をかけて投資することが出来ます
これがプロとの違いで、唯一の勝てる手法です。

1) 72の法則(ざっくり複利の倍増時間)

  • 想定年率7%なら、約10年で2倍(72÷7≒10.3)
  • 時間が半分になると、必要な入金額は大きく跳ね上がる(※「2倍遅れると5倍必要」の記事参照)
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2) タイミング当ての危険性

  • ベスト数日を逃すだけで長期リターンが激減(詳細は「イナズマの瞬間を逃すな」記事)
  • だから“居続ける”が勝ち筋。売らないために仕組みで自分を守る
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逃さないためには「市場に長期間居続ける」ことが大事です。


100万→8,000万で「やったこと/やらなかったこと」

やったこと

  • 自動積立(毎月固定日、クレカ積立・給与天引き)
  • インデックス一択(全世界株式/先進国株式/S&P500)
  • 低コスト徹底(信託報酬の安い商品)
  • 増額のルール化(昇給・副業+3万円なら、そのまま積立へ)
  • 年1回のリバランス(比率を原点回帰)

やらなかったこと

  • 短期売買/ニュースで売買
  • 高コストのテーマファンド/謎の“プロおまかせ”商品
  • 「暴落が怖いから一旦止める

ちなみに、私はオルカンはほとんど持っていません。先進国株式がほとんどです。理由は下記。

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再現ルール:今日からの5ステップ

  1. 口座開設&非課税化
    • 楽天証券/SBI証券で新NISA(つみたて+成長)を開設
  2. 商品は“指数連動の超低コスト”
    • 例:全世界株式(オルカン)先進国株式S&P500
  3. 自動積立を“固定日”で設定
    • クレカ積立×銀行連携で“触らない”を標準に
  4. 入金力を上げる
    • 固定費カット(通信・保険・電力・サブスク)+副業で+3万円/月
  5. ルールで守る
    • 生活防衛資金(3–6か月)は別口座
    • 売らない条件を先に書面化(-30〜-50%想定でもホールド)
    • 年1回リバランスのみ手動

よくある質問(Q&A)

Q. 今から始めても遅くない?
A. 時間を味方につける。やるなら今。始めた瞬間から“複利年数”が増え続けます。

Q. 全世界とS&P500、どっち?
A. 分散重視=全世界米国重視=S&P500。迷うなら全世界株式。

Q. 暴落が怖い…
A. 怖いのは普通。だから仕組み化(自動積立/一定額の現金/年1リバランス)で“感情の出番”を消す。

Q. まとまったお金は一括?分割?
A. 期待値は一括が上。ただし継続が最優先なので、心理的に続く方(分割)を選ぶのが正解。


リスク・注意

  • 投資信託は元本変動。短期では下落も普通にある
  • 手数料・税制・商品性は目論見書で必ず確認
  • 本記事は一般情報。最終判断はご自身で

まとめ:時間は「全員に平等」——使った人だけが勝つ

  • 短期はプロ有利/長期は庶民有利
  • 2016→2025、私はインデックス×長期×自動で100万→8,000万へ
  • 仕組み化して、市場に居続ける。これが“凡人の最適解”

今日が、残りの人生でいちばん若い日。
あとは、あなたの時間を“味方”につけるだけ。
未来の自分が、きっと今日のあなたに感謝します。

始める人から、時間の恩恵は積み上がる。
——あとは、時間に働いてもらいましょう。


次のアクション(3分で着手)

  • 新NISAの口座を作る(最短5分)
  • インデックス投信(全世界/S&P500)を毎月自動積立で登録
  • 固定費1つ削る(通信・保険・サブスクのいずれかを今日)

——あとは、時間に働いてもらいましょう。

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