- 結論、G-Call(30秒/8円)を使え!
- povo5分通話無料トッピングはあまり意味がない
- 月に103分以上通話するならpovoのかけ放題トッピング
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先日、楽天モバイルからpovoにMNPしました。
ですが、povoは通話料がかかります。少しでも通話料を低くするにはどうしたらいいかを検討しました。
povoは通話料がかかる
povoは基本使用料0円ですが、通話すると
22円/30秒
かかります。
大手電話会社では、よくある通話料設定です。
楽天Linkは通話料無料でした
楽天モバイルの「楽天Link」であれば、いくら通話しても無料という利点がありました。
しかしわが家は楽天モバイル圏外のため、0円なのでガマンして契約をしていましたが、楽天モバイルの0円廃止の発表で速攻解約してpovoに乗り換えました。
楽天Linkの品質はイマイチでした
また、楽天リンクずっと使っていましたが、
- 一方通行の通話になる(相手の声は聞こえるが、こちらの声が聞こえない)
- 音声が安定しない(結構遅れて聞こえる)
- 結論としては、「LINE通話より少しはマシかも」程度
なので、ちょっと安心して使えない感じがしていました。
0円ならば、と仕方なく使っていたのですが・・・
やっぱり電話は普通にできたほうがいいですね。
比較検討
通話料を安くする方法は、次のようなものがあります。
- プレフィックス型の通話割引を使う
- povoの無料通話トッピングを使う
- LINEやSkypeなどのアプリ通話を使う
このうち、選択肢3のアプリの無料通話(LINE、Skype、GoogleChatなど)については、電話番号を使用するものではないので、今回は検討から外します。
楽天モバイル契約中は楽天Linkをガマンしながらも使っていたのでLINEの無料通話は使っていなかったのですが、これからは家族との通話などには積極的に使っていくしかないでしょう。
さて、プレフィックス型とpovoのトッピング、どうやって使い分けていくといいでしょうか?比較していきましょう。
方法1 プレフィックス型の通話割引を使う
電話番号の前に番号を追加して電話することで割引を受けられるサービスです。専門用語で「第三者課金サービス」というらしいです。
通常の電話とほぼ変わらない音質、遅延も少ないです。(ちょっとだけ音声悪い感じはします。)
Gコール、楽天電話、ブラステルなどが代表的な会社で、それぞれの通話料金は次のようになっています。
楽天でんわ
国内通話:11円/30秒(税込)
国際通話:10円/30秒(課税対象外)
ブラステル
国内通話:2円/6秒
(30秒なら10円)
2022年現在はG-Callが一番安いようですので、今回の検討対象とします。
方法2 povoの5分使い放題を使う
povoには通話に関するトッピングも2種類用意されています。
- その1 5分以内通話かけ放題 550円
- その2 通話かけ放題 1,650円
先ほどのプレフィックス型とどちらが安いか比較していきます。
G-Callとpovoトッピングの損益分岐点は
5分以内通話かけ放題トッピングとの比較
G-Callとpovo5分無料の損益分岐点をグラフにしてみましょう。
時間 | G-Call通話料 | povo5分無料 |
0分 | 0 | 0 |
30秒 | 8 | 0 |
(省略) | (省略) | (省略) |
5分 | 80 | 0 |
5分30秒 | 88 | 22 |
6分 | 96 | 44 |
6分30秒 | 104 | 66 |
7分 | 112 | 88 |
7分30秒 | 120 | 110 |
8分 | 128 | 132 |
8分30秒 | 136 | 154 |
9分 | 144 | 176 |
9分30秒 | 152 | 198 |
10分 | 160 | 220 |
povoがおトクになるのは「8分以下」と判明しました。ということは「8分以下の通話が多いならpovoトッピングがおトク?」となりそうですが、そうではありません。トッピング料金550円があるからです。
(たとえば5分連続通話の場合だと80円povoがおトクなので、5分/80円の通話を7回以上するなら、560円/G-Call vs 500円/povoになるので、条件次第ではおトクになる可能性もあります。)
つまり「povo5分無料をトッピングしてもG-Callより安くなる時間はあまりない」です。
5分トッピングを使うのならほとんどの条件でG-Callを使う方がおトクということですね。
意外。5分無料トッピングはあまり意味がありませんね。
通話かけ放題トッピング1,650円との比較
次に、「通話かけ放題トッピング1,650円」と比較します。
G-Callは30秒8円ですので、1650円に達するのは「約103分」となります。
時間 | G-Call通話料 | povo使い放題 |
103分 | 1,648円 | 1,650円 |
103分30秒 | 1,656円 | 1,650円 |
つまり、月間103分以上通話する方なら、使い放題トッピングをした方がおトクということになります。
結論
私は月に103分も電話しそうにありませんので、Gコールが良さそうです。
電話を全くしないわけではありませんので、楽天Linkのお気軽さは良かったのですが、過ぎたものを追いかけても仕方ありません。
G-Callはプレフィックスなので「00ブルー」や「PremiumDialer」などのプレフィックス追加アプリを利用するか「G-Call公式アプリ」を利用しないといけないのが面倒ですが、慣れれば大したことではありません。
5分無料通話トッピングの意味があまりないというのが新しい発見でした。
では、よきpovoライフを!