お金はただ貯蓄しているだけでは「腐って」いきます。
その理由は「減価」です。
最近インフレがすごいですよね。年5%とか・・・。
やっと日本経済もデフレから抜け出してインフレが定着しつつあります。
つまり、100万円持っていても、来年には95万円くらいの価値しかなくなっているということです。
ということは「ただ貯金しておくだけではお金は減っていく」ということです。
- ただの貯金だと不十分
- 投資を始めよう!
- まずはネット証券会社の開設から
はじめに:なぜただの貯金では不十分なのか?
現代の経済状況において、多くの人々が直面している問題の一つに、「ただ貯金しているだけでは、実質的な資産価値が減少してしまう」という現象があります。
この背景にはインフレーションや低金利が大きく関わっています。
インフレとは何か?
インフレとは、一般的に商品やサービスの価格が時間とともに上昇する経済現象を指します。
インフレが進行すると、同じ金額では以前より少ない商品やサービスしか購入できなくなり、つまり貨幣の購買力が低下します。
このため、貯金の実質的な価値は徐々に減少していきます。
銀行の利子が購買力の低下に追いつかない理由
近年、多くの国で見られる低金利の状況は、銀行に預けたお金に対する利息が非常に少なくなっています。
たとえば、年間0.1%の利息がつく場合、100万円を預けても1年後に得られる利息はたったの1000円です。
一方で、年間2%のインフレ率であれば、100万円の購買力は1年後には980,000円相当に下がってしまいます。
つまり、インフレ率の方が高ければ、貯金をしても実際には損をしているのと同じです。
投資の基本:初心者が知るべきこと
投資と聞くと難しいと感じるかもしれませんが、基本を理解すれば、インフレに打ち勝ち、資産を増やす手段として非常に有効です。
投資の種類と特徴
投資には様々な形態があります。
株式投資は企業の一部を所有することで、企業の成長に伴う利益を期待する方法です。
債券は政府や企業が発行する借金証書で、一定期間後に元本と利息が支払われる安定した投資です。
不動産投資は物理的な土地や建物を購入し、賃料収入や価値の上昇を見込む方法です。
ETF(上場投資信託)は、株式や債券などをまとめて購入できるため、分散投資が容易に行えます。
どれにしたらいいの?と迷いそうなところ、新NISAですることは決まっています。
投資信託です。
リスクとリターンの関係
投資には必ずリスクが伴います。
一般にリターン(利益)が高い投資ほどリスクも大きく、その逆もまた真です。
投資を始めるにあたっては、自分が受け入れられるリスクの範囲を理解し、それに応じた投資先を選択することが大切です。
実践!少額から始める投資方法
投資を始めるために多額の資金が必要だと思われがちですが、現代では少額からでも投資を始めることができる方法が多く存在します。
特に初心者におすすめの投資手法を紹介します。
ロボアドバイザーを使った投資・・・はおすすめしない
ロボアドバイザーはAIを用いてユーザーのリスク許容度や投資目的に応じたポートフォリオを自動で組み立て、管理してくれるサービスです。
初心者でも簡単に投資を始められる上、少額からの投資が可能です。
この方法のメリットは、専門的な知識がなくても賢く投資できる点と、感情に流されることなく一貫した投資判断が下せる点です。
一方、手数料がかかることや、市場の急激な変動には柔軟に対応できない場合があるというデメリットも理解しておく必要があります。
定額買い付け(積立投資)のすすめ
定額買い付け、または積立投資は、毎月一定額を定期的に投資する方法です。
この方法の利点は、市場のタイミングを気にせずに済み、長期的に見ると価格の変動リスクを平滑化できることにあります。
また、「ドルコスト平均法」と呼ばれるこの戦略は、市場が下がったときにはより多くの資産を買うことができ、上がったときは少なくなるため、時間とともに投資コストを平均化する効果があります。
証券会社はSBI証券と楽天証券の2強
証券会社は、次の条件を満たすようにしてください。
- 対面する必要のないネット証券会社にする
(間違っても、地銀、メガバンク、ゆうちょ、街にある証券会社にしない)
これだけで「手数料の高い投資をすすめられる」ようなことがなくなります。
新NISA口座は「銀行・証券含めて1社」しか開設できません。
間違ったところで勧められて開設しないようにしてください。
現実的には、SBI証券と楽天証券が2強ですので、このどちらかで開設するとOKです。
まとめ:投資は未来への一歩
投資を始めることは、ただ貯金をする以上に、将来的な金融の安定や財産の増加につながります。
また、経済的な自由を実現するための重要なステップでもあります。
投資を始めるための心構え
投資は一晩で成果が出るものではありません。
長期的な視点を持ち、市場の変動に一喜一憂せず、計画的に投資を続けることが重要です。
また、常に学び続け、自身の投資戦略を見直す柔軟性も必要です。
今後の市場の見通し
市場は常に変動していますが、歴史を見る限り、長期的には成長を続けています。
特に新興市場や技術革新は、新たな投資機会を提供しており、これからも多くの可能性があると考えられます。
投資を始める最適なタイミングは今であり、投資によって資産を守り、増やしていくための行動を早めに始めることが推奨されます。
この記事が投資の基本を理解し、具体的なアクションを起こすための一助となれば幸いです。
資産を守り、増やすためには、インフレを超える収益を目指す投資が不可欠です。
今日からでも遅くない、投資の第一歩を踏み出しましょう。