はじめに
「給料が入っても、気づけば残っていない…」
そう感じる人の多くは、固定費の見直しをしていないのが原因です。
固定費とは「毎月必ず支払うお金」のこと。
家賃・通信費・保険・サブスクなどが代表例ですが、実はここに“無駄”が潜んでいます。
この記事では、私自身も実践して効果のあった「固定費カット術」を紹介します。
一度見直せば毎月3万円、年間36万円の節約も夢ではありません。
ステップ1:通信費を削る(毎月1万円浮く)

大手キャリアでスマホを契約している人は、格安SIMに切り替えるだけで月5,000〜8,000円の削減が可能です。
一例を挙げると次のような感じです。
- 大手キャリア:ドコモ・au・ソフトバンク → 月8,000円前後
- サブブランド:ahamo・povo・ワイモバイル → 月2,000〜3,000円
(楽天モバイルも便宜上こちらに含める)
👉 家族で乗り換えれば年間10万円以上の節約に。
👉 Wi-Fiとセット割を見直せばさらに削減できます。

サブブランドとは、以下の4つ。
それぞれの強みはこちら。
- UQモバイル/ワイモバイル
- 使い勝手:昼休み時間帯も安定しやすい、店舗サポートあり、家族割や光セットでの割引も組みやすい。
- 料金感:3千円台で20〜30GB前後が当たり前に。
- ahamo/楽天モバイルも選択肢
- ahamo:シンプルで、地域や時間帯でもムラがない。
- 楽天:エリア相性がハマれば強い“使い放題系”。屋内・郊外の実利用が合うかは事前確認を。
ステップ2:保険を見直す(毎月5,000〜1万円浮く)

「なんとなく加入している保険」が家計を圧迫しているケースは多いです。
- 医療保険は高額療養費制度でカバーされる部分が大きい
- 貯蓄型保険は利回りが低く、投資信託の方が効率的
- 必要最低限は「掛け捨ての生命保険(家族がいる場合)」+「火災・自動車保険」
👉 不要な特約を外すだけで月数千円の削減が可能です。
ステップ3:住居コストを調整する(年間数十万円のインパクト)

家賃は「固定費のラスボス」です。
- 月収の25〜30%以内に抑えるのが目安
- 通勤時間を少し増やしても、家賃が下がれば大きな節約
- 一時的にシェアハウスや実家暮らしで貯金額をブーストするのも戦略
👉 住居を変えるのはハードルが高いですが、効果は絶大です。
ステップ4:サブスク整理(毎月2,000〜5,000円浮く)

「使っていないのに払い続けているサブスク」はありませんか?
- 動画配信サービスが3つも入っている
- 使わない音楽サブスク
- 雑誌・オンラインサロンなど放置中の課金
👉 必要なものを1つに絞るだけで、毎月数千円の節約になります。
ステップ5:車のコストを見直す(毎月5,000円以上浮く)

車は便利ですが、維持費は大きな負担です。
- ガソリン代:月3万円(通勤中心ならさらに増える)
- 保険・車検・メンテ費:年間20万円以上
👉 できれば「カーシェア」「必要な時だけレンタカー」に切り替えるのが理想。
👉 手放せない人も、燃費の良い車や保険プラン見直しで大幅カット可能。
実例:固定費カットで毎月3万円の自由資金に

- 通信費削減:▲8,000円
- 保険見直し:▲6,000円
- サブスク削除:▲3,000円
- 車コスト削減:▲8,000円
- その他(電気・ガスのプラン変更など):▲5,000円
👉 合計▲3万円/月 → 年間36万円の節約!
浮いたお金は「新NISAでの投資」に回せば、将来数百万円〜数千万円に育ちます。

まとめ:固定費は“節約のゴールデンゾーン”
節約=我慢、というイメージを持つ人は多いですが、固定費カットは一度の決断で未来の節約効果が続くのが魅力です。
- 通信費:格安SIM
- 保険:掛け捨て+必要最低限
- 住居:収入の25%以内
- サブスク:1〜2本に絞る
- 車:カーシェアや燃費改善
これらを実践すれば、働かなくても毎月自動でお金が浮きます。
浮いた分を投資に回せば、「お金に働いてもらう」サイクルが完成します